Markdownは軽量マークアップ言語で、プレーンテキスト形式での書き込みをHTMLに変換してウェブページで表示するなどの用途で使用します。
見出し、リスト、コードなどの要素を簡単な構文で記述でき、読みやすく書きやすいことが特徴です。
オープンソースのドキュメントなどにも使われています。
通常のテキストエディタでも読むことができますが、指示記号に違和感を覚えます。
コンソールでも成形表示したいと思うでしょう。
「mdless」をインストールしてREADME.mdファイルを成形表示する方法を解説します。
mdlessインストール手順
- Rubyのインストール
- RubyGemsの確認
- mdlessのインストール
Rubyのインストール
mdless
はRuby gemとして提供されているため、Rubyのgemシステムを使用してインストールできます。
gemを使うにはRubyの開発ヘッダーファイル、C/C++のコンパイラなどのビルドツールが必要になります。
apt -y install ruby ruby-dev build-essential
RubyGemsの確認
Rubyをインストールすると、通常RubyGemsもインストールされます。これを確認するには、以下のコマンドを実行します。
gem -v
mdlessのインストール
gem install mdless
この方法で mdless
をインストールすることができ、Markdownファイルを整形してコンソール上で読むことが可能になります。ただし、Rubyの環境によっては追加の設定が必要な場合があります。また、システムによっては依存関係があるため、必要に応じてそれらをインストールする必要があります。
Makedownファイルの表示
mdless README.md
とりあえず表示できます。
まとめ
Puki wikiなどもMakedownを使っているのかと思いましたが、違うようです。
Makefileを使えばHTMLに詳しくないユーザーでも簡単にドキュメントの装飾ができるのでCMSなどの入力で威力を発揮します。
応用できる素材だと感じました。